胎界主二部またまた読み返し


胎界主
・もしかして「司神」の意味、「司書」と同じ成り立ちで
「神を司っている」=「神ではない」?
(読み返したらレプラの司神の説明の辺りで「神」と明言されてた。
別の「神」の存在が匂わされてるし、レプラの解釈にすぎない可能性もあるけど)
・ピュアは本当新興宗教の人みたいだな。ルーサーの反応が常人として的確過ぎる。
奇跡は見せられるけど、それを礎に信じられても困る、みたいに言うけど、
そりゃその奇跡とピュアの正しさとは何の因果関係もないもんなぁ。
偶然災厄にあったのを「日頃の行いや過去の行いのせい」みたいに
言って弱っているところにつけ込んでいくハメコミと同じやん。
レックスへの「いちびった芸術家」といい、ルーサーは割といいとこ捉えてる。
稀男の迷いや葛藤もピュアの善悪正誤は関係なく「自分を絶対的に承認してくれる
強大な相手に対して与するか、拒むか」の迷いと葛藤なんだもんなぁ。
そこを考えると、ピュアは才丈けるもの、超常者の孤独や悲しみを体現してるな。
稀男に断れた時の悲しい顔も、なにかくるものがある。
・生体金庫編、絵だけになって欄外に語りが増えるとこ、オーディオコメンタリー感ある。

いまさらだけど一部無責任飛行ののびやか課長の奥付がデス・ゾーン8848Mなのなんか意味あるんだろうか?
単に好きだから? 無責任な登山計画がレックスや稀男の責任の話に掛かってるのか。
エベレストと聞くと昔、工場で一緒に働いてたネパール人がサガルマータを
ちゃんと日本向けにエベレストと言ったので「こいつ大人だな」と感じたことを思い出す……

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